こころの水やり1

一人暮らしを始めて、自分の心が育っているなと思うことが多々ある。

誰にも干渉されずに、感動できるし、考え事が出来るし、自分とちゃんと向き合える。


私の心を開けてくれたあの人は、今どうしてるかな。

これ以上一緒にいられないと思ったから、自分の意志で別れてしまったけれど、大事なものをたくさんたくさん教えてくれた。


心で話し合う大切さ。

思いやることの温かさ。

尊敬の上に好きがあるということ。

心が感じていることと同じ言葉の出し方。

人の喜ばせ方。

少しずつ続けることに、大きな意味があるってことも。

思い出の作り方も。


たくさんのことに気付かせてくれた。


私は打算的だったかな。

いや、打算的なのは、むこうもちょっとだけ一緒か。

きっとそれもお見通しなんだろう。

あの人からもらった大切なサボテン。あれは、私のこころだ。

くれた時の言葉は今でも覚えている。

「乾いた砂地でも、少しの水があれば生きていける。俺が水になってあげる」

あの人がくれた言葉は全部、私にとって水だったよ。どんな言葉も。たとえ嘘でも。

今も大切にしてる。


私が一歩踏み出せたのは、あの人のおかげだ。

そのことを忘れたくない。



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